PPSメールマガジンvol.184「ビットコインの資産価値」 2024.06.10 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

DMMビットコインで、
約482億円のビットコインが
不正に流出したと発表しました。

日本で過去に起きた
マウントゴックス事件の470億円、
コインチェック事件の580億円と
同等規模の流出額です。

こうした暗号資産の流出報道は、
暗号資産の価格が暴落する流れになりますが、
今回は一時的な下落に収まっています。

今回のDMMの件では、
ビットコインの流出した枚数が
過去の事件に比べ多くなかったためです。

過去のマウントゴックスの流出事件では、
約75万枚相当の流出に対して、
DMMの流出枚数は約4500枚と発表されています。

当時と比べても
ビットコインの価格は大幅に上がっており、
また、総発行枚数も増えています。

DMMが全額補填を早々に発表した点もありますが、
流出量が危惧する量でなかったと
投資家が捉えたということです。

さて、ビットコインの価格ですが、
過去75万枚で470億円だったのが、
現在は4500枚で482億円相当となっています、

本日も1BTC=約1,079万円と、
日本で話題になった時と比べても、
価格は大幅に上昇しています。

暗号通貨の法整備が進み、
米国ではETF(投資信託)が認められるなど、
投資商品としての価値も高まっています。

また、リスク回避資産として、
インフレや紛争リスクの回避手段としての
需要を持つ点も後押ししています。

よって、暗号資産の価値が高まる一方ですが、
今年の4月〜5月の間だけでも
100万円近い下落も起きており、
変動の激しい点は相変わらず変わりません。

さらに、今回のケースの様に、
暗号資産自体ではなく、
取引所の問題で流出する点も
資産としてもネックとなります。

もし、流出した際の補填などの対応も、
その取引所次第となるのです。

そのため、
将来性としての資産価値は未だ高いが、
ハイリスクである資産となります。

資産分散の選択肢とする場合は、
リスクも考慮して暴落しても
後悔の無い程度にするのが安全と言えます。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年6月3日配信のメールマガジンとなります。
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