PPSメールマガジンvol.160「貯金は本当に美徳？」 2024.03.04　#メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

日本では長らくの間、
貯金が美徳であり、
投資は悪だという認識が一般的でした。

しかし、近年でこの考え方も
変わりつつあります。

国や金融機関の啓蒙活動や、
NISAなどの税制優遇策により、
資産運用への関心が高まっているからです。

そこで今回は、
貯金と資産運用の重要性について、
改めて考察してみたいと思います。

まず、貯金は安定した
生活を支えるための基盤です。

予期せぬ出費や緊急時の医療費、
将来の大きな支出に備えるためにも、
貯金は不可欠です。

また、貯金に余裕が生まれれば、
心理的な安心感も得られ、
生活も豊かになります。

しかしながら、
現代の低金利や円安の影響を考えると、
単純な貯金だけでは資産を増やすことは
難しい現実があります。

さらに、円だけの貯金は
円安のリスクに晒され、
資産価値の減少に
直結するリスクも持っています。

一方で、資産運用は将来の資産を増やし、
その価値を維持するための手段であり、
適切な投資が資産を成長させることが可能です。

外貨投資や株式、
債券などの多様な投資商品を
適切に組み合わせることで、
リスクを分散しながらリターンを期待できます。

ただし、投資には必ずリスクが伴うため、
慎重な選択や余剰資金での運用が必須となります。

つまり、貯金と資産運用は、
バランスよく取り組むことが重要です。

貯金だけでは資産は増えず、
逆に投資ばかりにすれば、
資産は不安定になります。

貯金は安定感をもたらし、
予期せぬ出費に備えるための安全ネットであり、
資産運用は将来の成長を見据えた
資産の増加や価値の維持を図ります。

適切なバランスを保ちながら、
貯金と資産運用に取り組むことが、
安定した未来への道を切り拓く鍵となるのです。

PPS.Llc代表　吉岩勇紀

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この記事は2024年2月26日配信のメールマガジンとなります。
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