PPSメールマガジンvol.158「日本とドイツが比較される理由」 2024.02.26 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

前回に続き、
今回は日本とドイツが
比較されやすい理由について
お話しします。

両国は戦後の復興から
経済大国として急速に成長しました。

自動車産業を中心とした製造業が盛んであり、
輸出主導の経済モデルも共有しているなど、
共通点を持っているのです。

また、国土面積がほぼ同じであるため、
経済において比較されることが多いです。

しかし、金融政策では、
ドイツは赤字を嫌う傾向があるのに対して、
日本は借金体質が強いなど真逆の方針です。

また、両国の国民性について
勤勉さが似ていると良く言われますが、
これには異なる側面があります。

日本では労働に対する献身性が評価され、
時間と労力を費やす勤勉性が一般的です。

一方、ドイツでは効率や質が重視されています。

与えられた使命に対する
最大限のパフォーマンスと時間効率を追求する
合理的な考え方が広く受け入れられています。

したがって、
両国は勤勉性に類似点がありますが、
労働時間や価値観に違いが大きいです。

日本人はサービス向上のために
時間外の労働も積極的に行われますが、
ドイツ人は時間内での業務しか行いません。

特に労働時間は明確な差があり、
日本人はサービス向上のために
時間外の労働を行うことが一般的ですが、
ドイツ人は時間内での業務に専念します。

その代わり、最小限の時間で
最大の効率を上げることに注力します。

同じ勤勉性でも、
それぞれが異なる考え方を持っているのが、
両国の働き方となります。

まとめると、日本とドイツは
経済成長の歴史が類似しているため、
比較されやすい特徴を持っています。

国民の勤勉性には価値観に違いが見られますが、
職人気質という点では似ているかもしてませんね。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年2月19日配信のメールマガジンとなります。
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