こんにちは。
PPSの吉岩です。
昨年、大谷選手が10年7億ドルの
大型契約を結んだことが話題となりました。
当時の為替レートは
1ドル145円であったため、
日本円で換算すると約1,015億円です。
年単位と見ても約101億円ですので、
日本のサラリーマンの
生涯年収を余裕で超える金額となります。
まさに驚きの額ですが、
もし、為替が変動した場合、
この金額はどう変わるでしょうか?
もちろん、契約金をそのまま全額
受け取るわけではないので、
この換算は仮定の話とみてください。
まず、報道時145円だったドル円は、
年末までに一時140円まで下落しております。
日本円に換算すれば、
約980億円の価値に減少しているため、
わずか数週間で約35億円ほどが
目減りしたことになります。
現在は、148円まで円安に進んでおり、
その場合は1,036億円と約21億円増えています。
ここで言いたいのは、
通貨は大きく膨らめば膨らむほど、
変動する影響も大きくなることです。
資産形成で分散投資が重要視されるのは、
変動による目減りリスクを
抑える必要があるからです。
ドルだけを持てば円高で資産が減り、
円なら円安で資産が目減りします。
資産を増やすことも必要ですが、
増やせばそれだけ目減りのリスクを
受けやすくなることも覚えておきましょう。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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この記事は2024年2月2日配信のメールマガジンとなります。
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