PPSメールマガジンvol.14「投資とは、資産運用とは」 2022.06.20 #メールマガジン

2022.5.25配信メールマガジン
投資とは、資産運用とは

 

こんにちは。
PPSの吉岩です。

 

前回の続きで、
今回は資産運用と投資についてお話しします。

 

前回ご覧になられてない方は、
まずはこちらをご覧ください。

https://pps-life.co.jp/2022/05/24/mailmaga13/

 

さて、投資と資産運用、
そもそもこの言葉に違いはあるのでしょうか。

 

投資経験の無い人からの感覚だと、
投資   → 株やFXなどハイリスクハイリターンなもの
資産運用 → 積立や定期預金などのローリスクなもの
このようなイメージではないでしょうか。

 

リスクのあるものが投資、
コツコツと資産を貯めるのが、
資産運用というイメージかもしれません。

 

まず、投資とは、
「企業の成長や資産の価値向上を期待し、購入・投資を行うこと」。

 

資産運用とは、
「自身のお金を効率的に増やすために資産の運用を行うこと」。

 

どちらも資産を増やすことに変わりはありませんが、
資産運用の一部が投資による運用ですので、
強いて言えば、「資産運用>投資」となります。

 

ですが、なぜ投資にはリスクの高いイメージが付き纏うのか。

 

それは、おそらく株や為替(F X)の短期投資による
投機のイメージが強いからかと思われます。

 

投機とは、相場の変動を予測し、利益を得る短期売買です。

 

投資の前提条件とは真逆であり、その時の価格で売買を判断する方法となります。

 

トレーダーが価格のチャートを見て、
買いや売りを繰り返して利益を稼いでいるイメージがまさしくそれです。

 

売買にはレバレッジと呼ばれる証拠金取引や信用取引などがあり、
これらは業者や金融機関からお金を借り入れて売買を行うことができます。

 

成功すれば短期間で多額の利益を得ることもできますが、
借り入れというリスク上、元本を失うどころか借金を抱えるケースもあり、
このことからも、投資に対するハイリスクのイメージが根付いてしまったのかもしれません。

 

(F Xなどで多額の借金を背負ったという話は、
ほとんどがこのレバレッジで失敗してしまうパターンです)。

 

投機を目的とした投資家やトレーダーもいますが、
彼らは最新の情報が手に入る環境、経験に裏付けされた相場予測の知識を持っており、
専業で日夜相場について動いている方々です。

 

うかつに素人が参加し、多額の資金を入れてしまえば、
一瞬で飲まれてしまう市場と言っても過言ではありません。

 

すべての短期売買が投機というわけではないですが、
世界の投資家であるウォーレン・バフェット氏は、
「資産がどう動くかに着目するのが投資
資産の価格がどう動くかに着目するのが投機」
という言葉を残している様に、
価格を元に資産を動かすのは、主に投機という形となります。

 

では、投資の「企業や資産の成長」について、
これはどういったことが投資になるのか。

 

たとえば、お金そのもので言えば、
「日本という国はこの先不安だから、他の安定した外貨に分けよう」
→ 円からドルへの分散投資
→ 円安リスクの軽減と共に、ドルの価値が上がれば資産価値も上昇

 

株の場合は、
「この企業は世界でも評価されているとニュースになっていた」
「将来的にも益々成長しそうだから、株を買ってみよう」
→ 株の長期投資で配当金や優待サービスなどの恩恵

 

このように、その都度の価格ではなく、
将来的な価値の変化や、企業や国の成長に対し投資を行い、
その恩恵を受けることが本当の投資であると言えます。

 

わかりやすいケースとして、
暗号通貨(仮想通貨)の例があります。

 

日本で暗号通貨が日夜テレビで話題になった2013年代、
ビットコインは150万円近くまで価格が上昇し、
普段、投資に興味が無かった人も、暗号通貨に関心を示していた時期です。

 

しかし、ハッキング事件や暴落などのニュースで、
ネガティブな話題がメインになると、
今度は「ビットコインは終わった」と騒ぎ出し、
40万円近くまで価格が下落したことを記憶しています。

 

この当時の価格変動で、
売買を繰り返し一喜一憂していた人たちは、
投資ではなく、投機で参加をしていた人です。

 

しかし、暗号資産の市場は、ここわずか10年の間で、
340兆円を突破するなど勢いを増す市場です。

 

当時150万でビットコインを買ってしまった人も、
暴落や周囲の雰囲気に流されず、将来に期待して保有していれば、
現在の相場でもプラスになっています。

 

これが、経済成長で資産を増やす一例です。

 

価格の不安定感やギャンブル商品とも呼ばれる暗号通貨でさえ、
このように経済的な成長要素があるのです。

 

そして、もうひとつの例が日経平均株価です。

 

日経平均株価とは、日本を代表とする企業の株価を平均したものとなります。
※ 選定基準は日本経済新聞社が業種などのバランスを考慮し選択

 

1950年代の日経平均は約100円前後でした。
そして、現在の日経平均は27,000円前後という状況です。

 

もし、1950年代に日本株に投資を行った方達は、
リーマンショックを代表とする様々な金融危機時で、
一時的な急落を経験したと言えども、
長期的には大きく資産が増えた計算になります。

 

ふたつの例で長期保有の例をご説明しましたが、
「みんな暗号通貨や株を買おう!」という話ではもちろんございません笑

 

株・不動産・通貨しかり、必ずリスクは存在します。

 

資産ごとにそれぞれのリスクがありますので、
必ず無理のない範囲というのが最低条件です。

 

余裕の無い投資は、運用に挫折する判断を招きます。
→暴落などのネガティブな情報を真に受ける
→一時的な欲で投機的な売買を行ない失敗
→周りやネットのコメントに流され撤退
→資産に余裕が無くなり、長期投資を離脱
…など、

 

これらは余裕の無さから生まれる判断であり、
私自ら体験した実体験でもあります笑

 

さて、資産運用や投機については、
弊社のホームページでもご説明をしていますので、
興味のある方は、これを機に読んでみてください。

 

資産運用の正しい知識と失敗しない方法
https://pps-life.co.jp/management/

投資とギャンブルの違い
https://pps-life.co.jp/difference/

 

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この記事は2022年5月25日配信のメールマガジンとなります。
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