こんにちは、
PPSの吉岩です。
お盆も終わりを迎え、
8月も後半に突入しました。
弊社も本日より営業を開始しております。
厳しい猛暑が続く中、
台風の影響もあり、
体調など崩されてないでしょうか。
暑さに負けない様、
お身体には十分気をつけてお過ごしください。
さて、連休明け初回のメルマガでは、
ドル円の現状をお伝えしたいと思います。
まず、ドル円は145円台まで円安に進み、
先月末のYCC修正から7円近く変動しました。
YCC修正の影響から
長期金利は0.6%台に上昇しましたが、
為替に影響を与えるレベルまでとはなりません。
その一方で、
米国の長期金利も上昇しており、
日本との金利差が開いた影響が
円安に弾みをつけています。
本来であれば、
日本の長期金利上昇の影響から
円高に振れるはずが、
円安へと進んでいる状況となっています。
YCC修正が円安の抑制にはならず、
日銀の想定外であったかもしれません。
また、介入を煽るような形で
投機筋による円売りが
拡大しているという話もあります。
修正に関する懸念や、
米経済の景気後退などの不安材料も落ち着き、
日米の金利差が意識される局面になりました。
そのような流れから、
ドル円6月以来の145円台となり、
昨年と同じ為替介入ラインに入っています。
為替介入が起きた場合、
直近で円高には動きますが、
その後の歯止めとなるかが重要です。
どうしても日米金利差の意識が強い場合は、
ドル買い円売りが優勢となり、
ドル高円安に進む傾向となるからです。
最近は米経済の強さから
米ドルの需要も高くなっており、
やはり米経済が市場にもたらす影響は大きいと言えます。
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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この記事は2023年8月16日配信のメールマガジンとなります。
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