PPSメールマガジンvol.4「ウクライナ侵攻に対する我々の影響」 2022.04.25 #メールマガジン

2022.2.26配信メールマガジン
ウクライナ侵攻に対する我々の影響

こんにちは。
PPSの吉岩です。


先日の24日、
ロシアはウクライナへ軍事侵攻を開始しました。


やるやる詐欺と言われていた睨み合いが、
ついに武力行使に発展しました。


対岸の火事のように見る方が多いかもしれませんが、
海外の輸入を頼りにする日本からすれば、
身に降りかかる火の粉のような状態です。


今回はこの侵攻によって、
日本や我々国民に起こりうる影響についてお話しします。


まず、我々に影響を受けるものとして、
大きく4つのものがあげられます。
①金融資産
②原油(ガソリン)
③小麦
④半導体

金融資産については、
侵攻の報道から多くの資産に影響がありました。
・日経平均急落
・ビットコイン急落
・金の最高価格更新
…など


世界的混乱により株価は急落し、
金が連日の最高価格を更新しています。

「有事の金」と呼ばれる通り、
こういう状況では、
やはり金は安全資産として強いです。


次は原油ですが、
原油価格自体、元々高騰をしておりましたが、
今回の件から更なる高騰が予測されます。

原油価格は供給が不足するのではないかという懸念から、
すでに急騰を起こしました。

原油高騰は石油製品の値上がりにもつながりますが、
我々が直撃を受けるのはガソリンや灯油などの燃料価格です。

ガソリンは今、
全国平均価格180円台だった時代に近づきはじめ、
情勢が長期化すれば200円台に突入する恐れも出てきております。


そして小麦の価格について、
ウクライナ、ロシア共に小麦の輸出が盛んな国です。


日本の主な輸入先はアメリカや北米、オーストラリアとなるため、
すぐには影響はないかと思われます。


しかし、ロシアとウクライナから輸入を行なっていた国は、
両国から取引ができなくなる場合、
他の国で買い始めることになりますので、
そうなってくると、価格上昇は避けられないかもしれません。


最後に半導体ですが、
両国ともに半導体の材料が輸出が盛んな国です。


現在も供給不足が起きている半導体ですが、
半導体は多くの機械に使われている部品です。


パソコンやゲーム機だけではなく、
車や白物家電にも使われています。


ますます供給に悩まされる状況です。


現時点での影響予想は以上ですが、
事態が長期化し今後の展開次第では、
予想を超えた最悪な状況がが訪れるケースもあります。


たとえば、ロシアが経済制裁を行った国に対し、
報復として輸出制限や課税をすれば、
それは製品の値上げへと直結します。


日本も既にロシアへの経済制裁を行っております。


そして、今後のアメリカ中国ロシアとの関係です。

アメリカとロシアは既に冷え込んだ仲となり、
中国は今回の件に傍観を決めつつも、
ロシアに肩入れをしている印象があります。


アメリカがロシア中国共と険悪な関係が発展すれば、
輸入品価格にも影響が起き、
我々の生活に直結する問題であります。


日本は今後、
この三国とどういった関係を保つのかが課題となります。


最後になりますが、
世界的混乱状況が起きると、
極端すぎる過激な内容や、物が無くなる、値上げを煽る情報
いわゆるフェイクニュースが飛び交います。


私の文章も煽りの様に捉えられた方もいるかもしれません。


注意しなければならないのは、
過激な情報に対しすぐに鵜呑みや拡散するのではなく、
一旦受け入れ正しい情報かどうかを精査し、
先の展開に取り入れるべきではないかと思います。

私の見解も、
「吉岩が言っていたから正しい」と考えるのではなく、
「そういう見方もある」と思っていただくのが最善です。


また、状況の変化がありましたらお伝えします。


それではまた!


PPS代表 吉岩 勇紀

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この記事は2022年2月26日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。

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