PPSメールマガジンvol.3「日本経済の先行きと今後の動向」 2022.04.20 #メールマガジン

2022.2.23配信メールマガジン
日本経済の先行きと今後の動向

こんにちは。
PPSの吉岩です。

アメリカ、ヨーロッパ、
世界では景気回復に伴うインフレに対し、
国が果敢に対策を行なっていますが、
日本はそういった話はあまり聞きませんね。

前回のおさらいですが、
アメリカは経済回復のために金融緩和を実行。

インフレ傾向が強くなり、現在は金融引き締めにシフトし、
経済をコントロールしております。

ならば日本もインフレが始まっているから,
アメリカと同じ動きになる。

と、言いたいところですが、
日本は10年前から金融緩和政策を行なっており、
コロナの影響など関係はなく、
景気回復のためにインフレを進めようとしています。

ですので、日本は金利が”超”と言ってほど低い国です。

定期預金にはほとんど利子はつかず、預ける意味がないことは、
PPSへお問い合わせに来た方は把握しているかと思われます。

ローンが低いというメリットもありますが、
この低金利の時代が続いているのは、
日本が金融緩和の姿勢をずっと続けているからです。

金融緩和が続いているのは、
日本がバブル崩壊から現在まで不景気だからです。

余談ですが、
「今の30代は日本が好景気だった時代を知らず、
今の不景気の状態が当たり前の状態と思っている。
だから景気が良くなれば、自身の生活がどう変わるかを知らない。」
と言っている方がいました。

確かに…と思う反面、
少し悲しい話でもあります。

話を戻しますが、
今回のインフレに関しても政府や日銀から見れば、
想定内でむしろ都合が良いのかもしれません。

数字だけで見れば他国に比べ、
日本はまだインフレが進んでいないという状況です。

ですが、国民の生活からすれば、
収入が増えずに物価だけは上がり続ける
この状況はまさに不満だけが溜まる現実でしょう。

そして、日本に生活する以上、
恐れないといけないとは今後の経済情勢となります。

日本はそもそもが不景気、
コロナ禍においても景気回復が遅れている国です。

諸外国は、2022年末にはコロナ経済から脱却し、
元の経済に戻す見通しができています。

もしも、日本が他国の景気回復に追いつけなかった場合、
諸外国の景気回復策によるインフレにより、輸入品は高騰します。

輸入品頼りの日本は、
インフレした価格で輸入せざるを得なくなります。

つまりは、今後の物価の高騰は、
日本ではなく世界の影響で上がることになります。

今の場合だとガソリンが良い例かもしれません。

日本で需要が伸びたから高騰したわけではなく、
世界の状況で値上がりが進んでおります。

3月以降はティッシュやトイレットペーパーなども値上がりが発表されており、
こちらも世界的な燃料価格・物流費・人件費が上がったことが理由です。

今後もこの様な値上げは、
今のコロナ経済が落ち着くまでは続くことでしょう。

この物価高騰やインフレから対策するには、
長期的な観点で言えば、
・円と複数外貨を保有
・金融資産の所有
により資産に対するインフレの影響を落とす事です。

安全資産と言われているものを選べば、
目減りするリスクも抑えられます。

短期的な面で言えば…、

常備品の値上げがテレビなどで深刻に報道されると、
手に入らなくなったり、転売で更に値段が上がるといった事が起きるので、
早めに知り、買っておくしかありません笑

日本経済は財政赤字や借金問題など、
不安要素も多い国ですので、
その部分もお話しできればと思います。

それではまた!

PPS代表 吉岩 勇紀

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この記事は2022年2月23日配信のメールマガジンとなります。
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