2024年7月3日より、
新紙幣の発行が開始されました。
既に新札を手に取った方も
いらっしゃるかもしれません。
これにより、
両替機やATMなどの更新が求められ、
経済に一定の効果も見込まれています。
しかし、
券売機や両替機更新の更新コストから、
閉店となる店舗も増えるかもしれません。
今回は、新札発行後の注意点をお伝えします。
これまでも何度かお伝えしていますので、
おさらいとしてお読みください。
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1. 旧札は引き続き使用可能
まず、旧札は特別措置がない限り、
使用できなくなることはありません。
したがって、
「旧札が使えなくなる」とした
手口にはご注意ください。
ただし、詳細は後述しますが、
旧札にもリスクがあるので注意が必要です。
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2. タンス預金の影響
新紙幣の発行後、
口座を経由しない現金(タンス預金)は
すべて旧札のまま保管されます。
これはタンス預金のあぶり出しと言われ、
実態の掴めない資金を旧札化して
目立たせる狙いがあると言われています。
新札に交換するには
銀行に持ち込む必要がありますが、
その際に資金の出所が確認される場合があります。
金融機関も資金洗浄や課税逃れの面から、
高額現金の扱いには慎重だからです。
その場では、
家で貯めたタンス預金と説明すれば
問題ないかもしれません。
しかし、過去の口座や納税の記録から、
後々の税務調査や相続逃れの疑いが
かかる恐れもあります。
タンス預金が
動きの見えにくい資金であることから
調査対象となり得るケースがあるためです。
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3. 旧札のまま保管するリスク
銀行に持ち込むのが面倒だからと
そのまま放置することにもリスクがあります。
なぜなら、旧札は時間が経つほど
使いづらくなる特性があるためです。
たとえば、仕事やビジネスの支払いで、
数百万円の現金を旧札で渡されたとします。
それが福沢諭吉だった場合、
特に問題無く受け取れますが、
聖徳太子の旧札だと違和感を覚えないでしょうか。
見慣れない紙幣は
紙幣としての効力はあっても、
受け取る側には不安や違和感を招きます。
それは、高額取引であるほど大きいです。
また、近年はリスクの観点から、
高額現金の直接取引は避けて、
振り込みで依頼されるケースも増えています。
旧札は古いほど目立つため、
銀行の入金だけでなく、
使用にも疑わしさの出る紙幣にもなります。
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4.早めの対応がおすすめ
旧紙幣と新紙幣が混在するこの期間に
タンス預金を見直すことが重要です。
時間が経つほど
旧紙幣の目立ちやすさが増し、
使い勝手が悪くなります。
また、相続税対策として
タンス預金を行うことも避けましょう。
課税逃れのタンス預金は違法であり、
旧札で受け取る側にも後に被害が及びます。
この機会にタンス預金を見直し、
新札で保管しなおすことや、
資産運用や分散投資などの方法を
検討してみましょう。
眠らせたタンス預金が
起こせないお金にならないように、
早めの対応をおすすめします。
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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