PPSメールマガジンvol.175「インフレ時代でも資産形成は必要か」 2024.04.26 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

最近の日本はインフレが続いています。

物価や賃金、株価が上昇し、
景気回復の兆しが見えます。

それでも世界的に見れば、
まだインフレ率は低いとされており、
今後も値上げなどの影響が続く見込みです。

今回はインフレ時代における
資産形成について考えてみましょう。

結論を先に言ってしまえば、
インフレが進む状況下においても、
資産形成への取り組みは重要です。

支出も増え続ける一方であるため、
お金を運用することを避けたくなりますが、
運用こそがインフレや将来に備える効果を持ちます。

その理由はインフレ時において、
預貯金の価値が目減りするためです。

たとえば、100万円を持っていても、
物価上昇が続くと、買える物や量も減り続けます。

これには円安の影響もあり、
円の資産価値そのものが下がっているのです。

つまり、預貯金だけでは
円の資産価値減少を受け続けるため、
資産運用で対策することが必要です。

シンプルに言えば、
貯金は物価上昇で減り続けるので、
減る分を少しでも補えるようにお金を運用する
といった形になります。

また、運用を始める際には
運用と預金のバランスに注意しましょう。

支出が増えている状況であるため、
余裕資金内で取り組むことが特に重要です。

余裕資金とは、
先の生活費や非常時の備えを除いた、
しばらく使う予定のない預金です。

どうしてもまとまった預金を
持っていないと不安な方は、
毎月の家計から無理のない範囲で
積立投資を始めるのも良いでしょう。

これら資産形成の目的は、
現在の資産を守りながら将来に備えることです。

資産運用や投資は、
お金を増やすことに注目されがちですが、
インフレ下においては、
資産減少を抑える対策の側面を持っているのです。

最後に、日本はこれまで
預金が大切とされてきた時代から、
「貯蓄から投資」へと流れが進んでいます。

時代の状況に合わせて、
お金に対する考え方も見直すことが重要なのです。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年4月19日配信のメールマガジンとなります。
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