PPSメールマガジンvol.173「口座管理法でマイナンバー紐付けはどうなる？」 2024.04.19　#メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

4月1日より、
マイナンバーと預貯金口座の取扱いに関する
「口座管理法」が施行されました。

今回のテーマは、
「この口座管理法で何が変わるのか」
について、お伝えします。

まず、これまでマイナンバーの届出は、
各金融機関の判断に委ねられていました。

銀行によって、
届出の協力を求められる場合が
あるといった状況です。

そして、今回の口座管理法で、
マイナンバー届出の意思確認が義務化されました。

そのため、今後口座開設の際には、
届出の有無を求められることや、
案内通知が届く機会が増えると思われます。

この義務化により、
今後は紐付けが強制されるのか
と考えてしまいますが…。

紐付けに関しては、
これまで通り「任意」です。

強制ではなく、
届出を断ったから
不利になることはありません。

知らない間に紐づけされる
なんてこともありませんので、
そこはご安心ください。

また、紐付けのメリットとして、
相続や災害時にマイナンバーを用いて、
口座を把握できる点があります。

そこを魅力に感じる方は、
届出を行うメリットがあります。

逆に口座との紐付けに不信感を持つ方や、
情報流出などの不安を感じる方は、
今は様子見でも問題ありません。

このマイナンバーと預金口座の紐付けは、
いずれは義務化されると噂されていましたが、
現状は個人の任意による届出に収まりました。

ただし、現状の話であり、
また一変する可能性もあるため、
そこは注意はしておきましょう。

口座との紐付けが自分に必要かどうか、
正しい判断で決めましょう。

PPS.Llc代表　吉岩勇紀

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この記事は2024年4月12日配信のメールマガジンとなります。
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