PPSメールマガジンvol.165「日本は海外からお得と言われるのは何故？」 2024.03.22　#メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

円安の影響で、
日本では外国からの
観光客が増加しています。

とある観光地では、
1食1,000円程度の食事が、
観光客向けに7,000円で販売されるなど、
価格が非常に高騰している話題もありました。

それでも、外国からの観光客にとっては
「非常にお得」だと言われています。

一体、何故でしょうか。

それは、日本と海外の
インフレ率の差によるものであり、
円の買い物が非常に安い状況があるためです。

たとえば、
2024年1月のアメリカの平均時給は、
雇用統計によると34.55ドルと発表されました。

これを1ドル150円で換算すると、
1時間あたり5,183円になります。

これは日本の平均時給と
比較しても大幅に高い差があります。

このため、
日本での商品やサービスに
高い価格が設定されても、
海外観光客からすると、
そこまで高い金額でも無いのです。

円の価値が国際的に
低い通貨である事実が、
このお買い得な状況を形成しているのです。

さらに、これは旅行だけの話ではありません。

金融市場においても、
海外投資家のマネーが大幅流入していることで、
円安や株価の上昇を促しています。

同様に、日本の観光地の不動産や土地を
外国の投資家が大規模に購入していると言った
報道も見かけるようになりました。

円安は様々な理由で注目を集めていますが、
その影響は旅行需要や物価だけに留まりません。

これらの影響が、
日本の景気へプラス面なのか
マイナス面かはまだ不明確ですが、
動向を見守る必要があるでしょう。

PPS.Llc代表　吉岩勇紀

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この記事は2024年3月11日配信のメールマガジンとなります。
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