PPSメールマガジンvol.1「日本に押し寄せるインフレの波」 2022.04.19 #メールマガジン

2022.2.9配信メールマガジン
日本に押し寄せるインフレの波

 

こんにちは。
PPSの吉岩です。

 

年が明けてから、
日本でも多くの商品で値上げが始まっており、
先日は「10円のお菓子が12円に値上げ」という
ニュースが報道されました。

 

ついに100円や1000円単位の物ではなく、
10円のお菓子にまで値上げが入る時代です。

 

日本にもインフレがやってきております。

 

一般的に、モノやサービスの値段が上昇していくことを"インフレ"
正確には”インフレーション”と呼びます。

 

簡単に言えば、これまで100円で買えた物が、
値上げにより150円で買うことになるわけです。

 

ひとつの物を買うのに多くの円が必要になるということは、
円の価値が下がる→いわゆる円安ということにもつながります。

 

この値上げ=インフレの背景には、
・世界各国の景気回復政策による影響
・世界的な原材料の不足、生産量低下による物の供給不足
…が、主な理由となり、やはりコロナ禍による影響が強く出ています。

 

値上げを行う理由も、企業が儲けを増やそうというわけではなく、
原材料や輸送費の高騰により、これまでの価格では採算が取れず、
やむを得ない理由から値上げせざるを得ない状況となったわけです。

 

これだけ見ると、インフレは国民にとって嫌なモノと捉えてしまいますが、
一口にインフレと言っても、良い例と悪い例があります。

 

ひとつは国全体の景気が良くなり、
物価も上がるが、その分収入も多くなる"良いインフレ"のケースです。

 

値上げが起きても、消費者の収入も増えているため、
財布の紐が固くなることはありません。

 

消費活動が活発となり、経済が回っていきます。
かつての日本の高度経済成長期もそのケースでした。

 

しかし、今回のインフレは、
収入は増えずに物価だけの上がる"悪いインフレ"のケースです。

 

今の日本はとても景気が良い状況とは言えません。

 

相次ぐ値上げで消費者は購入を控え節約傾向に移るため、
物の売れ行きは悪くなっていき企業も大きな打撃を受けます。

 

場合によっては更なる値上げや販売停止、
最悪の場合は倒産といったケースにまで陥ります。

 

経済が回らず、先行きが暗くなる一方です。

 

つまり、今の日本には”悪いインフレの波”が来ているわけですが、
日本はまだ緩い状態で、アメリカではこのインフレが大きな問題となっております。

 

このアメリカの問題や日本の状況については、
また次回にお話ししようと思います。

 

難しい内容は極力省き、
「こんな感じで理解しとくと良いです」
というニュアンスで今後も書いていきますので…。

 

なんとなく理解してもらうことで、
今のお金や経済に対しての不安もある程度は軽減されるかと思われます。

 

それではまた!

 

PPS代表 吉岩 勇紀

 

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この記事は2022年2月9日配信のメールマガジンとなります。
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