前回は、証券口座のセキュリティ対策についてお届けしました。
今回は、“資産の中身”そのものを
定期的に見直すことの大切さをお伝えします。
資産運用は「続けること」が大切ですが、
「点検すること」も同じくらい重要です。
なぜ、点検が必要なのか?
それは、資産を取り巻く環境は、
金利や為替、インフレ、投資制度など、日々変化しているからです。
そして、私たちのライフスタイルも変わります。
転職、育児、介護、住宅購入、老後準備──
こうした節目ごとに、必要な資産配分や運用目的も変わってくるはずです。
保険や投資商品を追加したときは、
資産全体のバランスを一度立ち止まって点検することが大切です。
そのため、定期的に確認しておきたい
「資産のメンテナンス項目」をご紹介します。
① 保有商品の目的が合っているか?
たとえば、老後資金のために始めた運用が、
いつの間にか高リスクの商品ばかりになっている。
そんな状態で相場が下落すると、
生活資金にまで影響が出てしまうこともあります。
② 資産のバランスが崩れていないか?
資産全体が円資産ばかり、または外貨だけに偏っていないか。
新たな投資商品の追加によって、
全体のバランスが崩れていないかも確認しましょう。
③ 流動性に問題はないか
外貨建てや解約が難しい商品ばかりでは、
ライフイベントに対応できないリスクがあります。
たとえば、教育資金として準備した運用商品が、
必要なタイミングで現金化できず、困ってしまうケースです。
こうした点検で大切になるのが、資産の“目的別管理”です。
老後資産なら長期保有も有効ですが、
引退時期が近づけば、リスクを抑えたり利益を確定する判断も必要です。
また、教育費や住宅購入資金なども、
必要な時期にスムーズに使えるように、
商品や構成を確認しておくことが大切です。
資産は「一度組んだら終わり」ではありません。
時間の経過や状況の変化によって、少しずつ目的からズレていくものなのです。
だからこそ、
年末や運用商品の追加などに合わせて、
「資産の点検日」を設けておくことをおすすめします。
今の資産は、自分の目的に合っているか。
リスクは過度に膨らんでいないか。
経済や制度の変化に対応できているか。
これらを定期的に見直していくことが、
将来の自分を守る第一歩になるはずです。
それではまた。
PPS.Llc代表 吉岩 勇紀
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この記事は2025年5月16日配信のメールマガジンとなります。
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