1月は資産やお金を見る前提を
整理するテーマでお送りしました。
年初はどうしても、
・今年はどうなるのか
・今、何をすべきなのか
といった「答え」を求めたくなります。
ただ、2026年という年を考えると、
いきなり答えを出すよりも前に、
一度立ち止まって考えておいた方が
意味を持つ場合もあります。
今日は、
1月に整理してきた内容を踏まえながら、
「今年は資産とどう付き合うか」
という視点で、まとめたいと思います。
▼ 1月は「答えを出す月」ではなかった
今月お伝えした内容を振り返ると、
どれも「今すぐ何を買うか」「どう動くか」
といった話はしていません。
・世界は安定より変化を前提に動く
・通貨や資産は、信頼で成り立っている
・資産は「増やす」だけでなく「守る」
・現金は安心だが、万能ではない
・資産の話に「決めきれる正解」はない
一見すると別々のテーマですが、
根っこにあるのは同じ問いです。
これまで当たり前だった前提は、
今の環境でも通用しているのか。
1月は、その前提を一つずつ見直す月でした。
▼ 「前提の揺れ」が資産を動かす
最近の相場を見ていると、
株価や為替の上下がどうしても目に入ります。
終わりがないように見える円安や、
期待感の先行が続く株高。
ただ、こうした動きの背景には、
単なる需給や数字以上に、
人々が「何を当たり前だと信じているか」
という前提のズレがあるように感じます。
・円安ドル高は今後も続く前提
・株式はまだ盛り上がる前提
・今はこれらが「正解」という前提
これらの前提が少しでも揺れたとき、
相場は想像以上に大きく動きます。
資産の価値が大きく動く背景には、
「信じていた前提が揺れること」が
しばしば起こります。
だからこそ、
日々の価格変動だけでなく、
どんな前提で市場が動いているのか。
そこにも目を向けておくことが、
資産と長く付き合い続けるための
一つの土台になっていくのかもしれません。
▼ 資産は管理するものではなく、付き合うもの
ここで、資産との向き合い方を
少し言い換えてみます。
資産は、完璧に管理すべき対象でも、
一度の判断で勝敗を決めるものでもありません。
むしろ、人生の時間軸の中で、
長く付き合っていく存在です。
そう考えると大切なのは、
・常に当て続けて増やすこと
・完璧な判断をすること
ではなく、
・揺れても持ち続けられる形か
・間違えても立て直せる余地があるか
・環境に合わせて調整できる距離感か
といった視点になります。
▼ 2026年に意識したい、資産との付き合い方
今年を通して、これから意識したいのは、
次のような姿勢かもしれません。
一つの正解を求め過ぎないこと。
資産も、考え方も、見方も。
動けない時間を否定しないこと。
考えている時間も付き合いの一部です。
正解より、続けられる形を選ぶこと。
一度で決めなくても、調整しながら進めばいい。
リスクに不安を感じるなら、
まずは理解を深めるところからでも
少しずつ試してみることからでも十分です。
どれも派手な話ではありませんが、
今の環境では、とても大切な考え方です。
▼ まとめ
1月を通してお伝えしてきたのは、
資産を動かす前提や距離感を
一度整理しておくことの大切さでした。
資産運用や投資は、
早く始めることが鉄則とも言われますが、
答えを早く出した人が
必ずしも有利になるとは限りません。
環境が変わりやすいからこそ、
一つの見方や判断に寄せすぎず、
運用し続けられる余地を残しておくこと。
それ自体が資産を守る力に
つながっていくように思います。
資産を増やす人もいれば、
今は動かずに様子を見る人もいる。
どちらが正しいかではなく、
自分の資産とどう付き合っていくかを
考え続けることが、
2026年の土台になるのではないでしょうか。
それではまた。
PPS.Llc代表 吉岩 勇紀
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