円安とインフレが進む今、
資産を“どこに置くか”という問いは、
単なる投資戦略ではなく「防衛戦略」としての意味を持ち始めています。
今回は、富裕層がなぜ海外を選ぶのか。
その背景と、私たちにも関係のある理由を解説します。
****
◆富裕層が海外を選ぶ3つの理由
① 円安・インフレリスクからの回避
1ドル=150円近くなる水準は、
数十年前には想像すらできなかったものです。
円だけに依存することは、
知らないうちに資産価値が
実質的に目減りするリスクがあります。
② 将来の制度リスクへの備え
相続税・資産課税・金融所得増税など、
富裕層を対象とした制度変更が繰り返し議論されています。
そのため、将来の制度変更に備えて、
「分散先としての海外」が選ばれているのです。
③ 金利を含む運用メリット
海外の銀行では、日本よりも
高金利で預けられるケースもあります。
外貨での資産運用や、
利回りを重視した資産の置き場所として、
海外の銀行口座が活用されています。
****
◆日本国内だけでは守り切れない時代に
現在の日本のインフレ率は2〜3%。
一方で、円預金の金利は
わずか0.2%前後という超低水準に留まっています。
この状態が続けば、
資産の実質価値は静かに削られる一方です。
たとえ1億円を持っていたとしても、
「守り方」を間違えれば、
10年後の価値は大きく目減りしかねません。
金額の多寡ではなく、
資産の“構成”と“分散”が重要になっています。
****
◆海外活用は富裕層だけのもの?
「海外に資産を置く」と聞くと、
限られた層の話だと思われるかもしれません。
しかし、重要なのは、
「一部でも外貨に触れておく」こと。
資産の10%でも海外に分散されているかどうかで、
日本の経済ショックへの耐性は大きく変わってきます。
****
◆資産を“守る場所”を今こそ考える
「資産形成=国内運用」という発想は、
すでに過去のものになりつつあります。
いま必要なのは、
“増やす”だけでなく“守る”という視点。
外貨建て資産の保有や、
海外銀行口座の活用はその第一歩となり得る選択肢なのです。
PPS.Llc代表 吉岩 勇紀
====================================
この記事は2025年8月29日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。
最新の情報を受け取りたい方は、
下記URLからメールマガジンをご登録ください。
■メルマガバックナンバー
https://pps-life.co.jp/mailmaga/
■メールマガジン登録
https://pps-life.co.jp/mailmaga/form/
====================================