PPSメールマガジンvol.303「デジタル円”JPYC”登場で、お金はどう変わる?」 2025.09.01 #メールマガジン

先日、金融庁が国内初となる円建てステーブルコイン
「JPYC」を承認しました。

“デジタル円”とも呼ばれるこの新通貨は、
お金や資産管理の常識を変える可能性があります。

今回は、JPYCの仕組みや、
その将来性についてわかりやすく解説します。

◆ステーブルコインとは?

JPYCは、円建てのステーブルコインです。

ステーブルコインとは、
価格が安定するように設計された暗号通貨の一種です。

値動きが激しいビットコインとは異なり、
実際のお金と連動して価格が安定しているのが特徴です。

たとえば「ドルと同じ価値」のコインなら、
常に「1コイン=1ドル」で使えます。

JPYCも「1円=1JPYC」で価値が連動されるため、
“円と同じ感覚で使えるデジタル通貨” と言えます。

すでにドルでは、
USDTなどのステーブルコインがありますが、
円建てでは初の試みであることから注目を浴びています。

もし普及すれば、
銀行を介さない低コストの送金や、
給与支払い、国際送金などでの活用も期待されます。

◆電子マネーとの違い

デジタル通貨という名前だけでは、
PayPayやSuicaのような電子マネーと同じ様に見えます。

しかし、 JPYCは暗号通貨の仕組みを備えているため、
電子マネーとは大きく異なるのです。

・電子マネー
事前にチャージ → 加盟店だけで利用する「閉じた仕組み」

・JPYC(デジタル円)
ブロックチェーン上で管理 → 世界で利用できる「グローバルな仕組み」

電子マネーが国内で便利な決済手段であるのに対し、
JPYCは、世界中の個人・企業間で送金できる
グローバル決済手段といえるのです。

◆JPYCは普及する?

ただし、JPYCが今後どの程度
「決済手段」として広がるかはまだ未知数です。

銀行や他の企業も同様のデジタル円を検討しており、
競合が生まれる可能性があります。

発行する会社の信頼性やマネーロンダリングへの対応なども、
通貨の信頼性として今後評価されていくことになります。

そして、JPYCそのものは
資産を増やすものではありません。

効率的な送金や決済を可能にする
新しい形のお金として理解するのが適切です。

◆まとめ

キャッシュレス社会やデジタル化が進む今、
お金のあり方そのものが大きく変わろうとしています。

デジタル円を含め、こうした変化して理解することが、
これからの資産戦略を考える上で欠かせないでしょう。

PPS.Llc代表 吉岩 勇紀

====================================
この記事は2025年8月25日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。

最新の情報を受け取りたい方は、
下記URLからメールマガジンをご登録ください。

■メルマガバックナンバー
https://pps-life.co.jp/mailmaga/
■メールマガジン登録
https://pps-life.co.jp/mailmaga/form/
====================================