PPSメールマガジンvol.265「巧妙化するフィッシング詐欺-今後やるべき対策」 2025.04.11 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

最近、証券会社や金融機関を装ったフィッシング詐欺が増加傾向にあります。

これは、メールやSMS経由で偽のURLに誘導し、
ログイン情報や資産を抜き取る手口です。

その手法は年々巧妙化しており、
公式と思わせるメール文面や偽サイトが作られ、
一目ではわからないケースが増えています。

「口座凍結」など不安を煽る文面だけでなく、
本人確認を装った日常的な案内形式のメールも増えており、
クリックを誘導する手口が巧妙化しています。

スマートフォンやパソコンから、資産の管理や移動が手軽にできる今、
こうした詐欺には特に注意しなければいけません。

仮に詐欺の被害を受けたとしても、
金融機関や証券会社側に不備がなかった場合、
補償されないことがほとんどです。

つまり、万が一引っかかってしまえば、
自分の資産は戻ってこないと考えるべきです。

詐欺の被害に遭わない様にするためにも、
以下の3つの対策を頭に入れておいてください。

① URLやメールアドレスを必ず確認すること
フィッシング詐欺のメールやSMSは、本物に類似したURLを使用しています。

例)
正規 → pps-life.co.jp
偽装 → p-ps-life.co.jp や pps-life.jp など

公式サイトのURLや
配信メールのアドレスを把握し、
偽装URLはクリックしない様にしましょう。

② アプリや正規サイトを経由
メールに記載されたURLが疑わしい場合、
公式アプリやサイトを経由してログインしましょう。

公式サイトのログインも事前にブックマーク(お気に入り登録)した
URLからログインしてください。

GoogleやYahoo!から検索してサイトへアクセスするという方も多いですが、
検索結果に偽サイトが紛れている事例もあります。

検索サイトに表示されているから、
正しいサイトだと思い込む可能性もあるため、注意が必要です。

③ 二段階認証などのセキュリティ対策を有効にする
金融機関が提供するワンタイムパスワードやログイン通知などの機能を設定しておきます。

仮にログイン情報が盗まれた場合も、
不正アクセスに気づくことができるかもしれません。

④ まとめ
こうした対策は一見すると、当たり前のように思えます。

しかし、実際に詐欺メールを受け取った際に
冷静に対処できるかどうかは、日頃からの意識次第です。

「自分は大丈夫」と思い込まず、
日頃の備えこそが最大の防御であると意識することが大切なのです。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2025年4月4日配信のメールマガジンとなります。
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