こんにちは、
PPSの吉岩です。
先週、日米の金融政策会合が開催され、
両国とも政策金利の据え置きを決定しました。
<<現在の政策金利>>
日本:0.5%
米国:4.25%〜4.50%
それぞれの発表を受けてドル円は一時的に変動し、
現在は149円台で推移しています。
今回の結果は概ね市場の予測通りでしたが、
鍵となるのは「不確実性」というワードです。
トランプ氏の政策が経済に与える影響は依然として不透明であり、
こうした政治的な不確実性の高まりが、
日米ともに金利を動かしづらくしております。
関税実施の発表で円高、延期や柔軟化の発言では円安と、
為替も一時的な反応が目立っています。
また、今回の米国金利据え置きに対し、
トランプ氏が利下げを要請する発言をしたことで、
円高に振れる場面も見られました。
米国経済の不確実性に市場の注目が集まる中、
日本でも7月の参院選を控え、政治情勢への関心が高まっています。
現在、石破政権の支持率は低迷しており、
選挙結果によっては政権運営に大きな変化が生じる可能性があるためです。
そのため、現在の動向では、
「次回の変更は◯月」といった明確な予測を立てるのは難しい状況です。
5月〜6月にかけて動くとの見方もありますが、
不確実性が残るようであれば、金利は据え置かれ、
様子見の展開が続く可能性もあります。
今後も動きがあり次第、
引き続きお伝えしてまいります。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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