PPSメールマガジンvol.260「ドル円148円台、今週の金融政策がカギ?」 2025.03.24 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

現在、ドル円は1ドル148円台を推移しています。

変動に大きな変化はありませんが、
今週18日・19日には、
日本の金融政策決定会合と米国のFOMCが開催されます。

日米両国の政策金利が発表されるため、
金融市場にとって重要なイベントです。

現状では、どちらも金利は据え置きと予測されています。

予測通りの結果となれば、
日米金利差の縮小も無いため、
ドル円レートへの影響も少ないと考えられます。

ただし、政策金利について、
今後の見通しが変化した場合は、
為替が変動する可能性があります。

米国が利下げする回数が減る見込みや、
日本の次回利上げが近いなどの観測が市場に広がった場合です。

これらの観測によって、
日米金利差の縮小や拡大を見込む動きが生まれ、
円安・円高へ左右されます。

しかし、現在のドル円相場は、
日米金利差だけではなく、米国の動向にも強く影響を受けています。

トランプ大統領の発言や関税政策で、
金融市場が波乱を起こしているためです。

今回、両国が金利を据え置く見込みが高い背景には、
米国経済の不透明感の強まりに対する
先行き様子見といった流れがあるためです。

さらに、トランプ氏が
円安へのけん制発言が最近あったことで、
ドル円が円安へ動きにくい状況となっています。

そのため、2025年のドル円相場は、
トランプ政権の動向にも大きく左右されるでしょう。

今回の会合で、
注目すべきポイントや変化があった場合は、
また来週のメールマガジンでお伝えします。

それではまた!

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2025年3月17日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。

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