こんにちは、
PPSの吉岩です。
現在、ドル円は1ドル148円台を推移しています。
変動に大きな変化はありませんが、
今週18日・19日には、
日本の金融政策決定会合と米国のFOMCが開催されます。
日米両国の政策金利が発表されるため、
金融市場にとって重要なイベントです。
現状では、どちらも金利は据え置きと予測されています。
予測通りの結果となれば、
日米金利差の縮小も無いため、
ドル円レートへの影響も少ないと考えられます。
ただし、政策金利について、
今後の見通しが変化した場合は、
為替が変動する可能性があります。
米国が利下げする回数が減る見込みや、
日本の次回利上げが近いなどの観測が市場に広がった場合です。
これらの観測によって、
日米金利差の縮小や拡大を見込む動きが生まれ、
円安・円高へ左右されます。
しかし、現在のドル円相場は、
日米金利差だけではなく、米国の動向にも強く影響を受けています。
トランプ大統領の発言や関税政策で、
金融市場が波乱を起こしているためです。
今回、両国が金利を据え置く見込みが高い背景には、
米国経済の不透明感の強まりに対する
先行き様子見といった流れがあるためです。
さらに、トランプ氏が
円安へのけん制発言が最近あったことで、
ドル円が円安へ動きにくい状況となっています。
そのため、2025年のドル円相場は、
トランプ政権の動向にも大きく左右されるでしょう。
今回の会合で、
注目すべきポイントや変化があった場合は、
また来週のメールマガジンでお伝えします。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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この記事は2025年3月17日配信のメールマガジンとなります。
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