こんにちは
PPSの吉岩です。
日銀の植田総裁は、
来週行われる金融会合にて、
追加の利上げを議論すると明言しました。
これにより、市場では利上げ観測が一層強まっています。
利上げが実施された場合、
日米間の金利差が縮小するため、
円高方向への影響が出る可能性があります。
しかしながら、
現状の日米金利差は依然として大きく、
円安が根本的に解消されるには至りません。
<<現時点の政策金利>>
米国:4.25%~4.50%
日本:0.25%
※ 来週利上げが実施されれば0.50%へ
米国は利下げ、日本は利上げの方向で進んでいますが、
この金利差が今後どれほど縮まるのか気になる方もいるでしょう。
現在の見通しによると、
米国は今年1年で0.5%の利下げが予測され、
日本も0.50%前後の利上げが予測されています。
今年の年末時点では、
米国が4.00%、日本が0.75%程度になると見込まれています。
金利の調整は段階的に進められるため、
日米金利差による円安が解消される水準に到達するには、
まだかなりの時間がかかると考えられます。
そのため、
為替市場が元の円高水準に戻ってから
資産を動かそうと計画される方にとっては、
まだ時間が必要と言えるでしょう。
しかし、
米経済の不透感も根強く残っており、
金利差だけで為替市場の変動を判断することも難しい状況です。
特に、トランプ政権下での市場の乱高下が懸念されており、
暗号通貨市場では、就任前から激しく変動が起きています。
そのトランプ大統領の就任式は、
日本時間の明日未明に予定されており、
来週には日米両国で金融政策の発表が予定されています。
これらに関して重要な動きがあれば、
改めてお伝えいたします。
引き続き、資産形成や情報収集の一助として
お役立ていただければ幸いです。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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