こんにちは、
PPSの吉岩です。
資産を守りながら増やすためには、
資産運用や投資がますます重要な時代になっています。
そして、 運用を成功させるために最も重要なのは、
冷静な判断で続けることです。
感情に左右された判断は、
時に資産を大きく失うリスクや、
場合によっては借金を抱える危険性もあります。
今回は、投資や資産運用における
「感情的な要因」について、
具体的な事例を交えて解説します。
◆損失を回避する人間の心理
人間には、利益を得ることよりも
損失を避けたいという
「損失回避」の心理が強く働きます。
たとえば、
1万円の利益を得た喜びよりも、
1万円の損失を受けたときの悔しさの方が、
はるかに強く感じるものです。
この心理は、
資産運用のあらゆる場面で
大きな影響を及ぼします。
例:利益確定を急ぐ行動
投資で利益が出たとき、
損失を避けたいという恐怖から、
利益を早く確定させたいと考えることがあります。
たとえば、株価が上昇しても
「ここから下がるかもしれない」と感じ、
さらに利益を得るチャンスを逃してしまう場合です。
一見、慎重な判断のように思えますが、
これは損失回避に基づいた行動であり、
長期的な更なる利益を得る機会を逃した可能性があります。
例:損失を取り戻そうとする行動
一方、損失が出たときには、
損を取り戻そうとする感情が働き、
冷静さを失いがちです。
「減った分を取り返したい」
「このままでは終わりたくない」
こうした焦りから、
無計画にリスクの高い投資に
手を出してしまうことがあります。
たとえば、損失を挽回しようと
信用取引などで大きなリスクを取った結果、
さらに損失を大きくしてしまうケースです。
◆まとめ
「損失を避けたい」というクセは、
時に資産運用において
誤った判断を引き起こす原因となります。
投資初心者が陥りやすい失敗には、
最初は地道に資産を増やしながらも、
一度損失を被ると、
更に大きな損失を生み出す例がよくあります。
これは、損失回避の心理に左右されているためです。
感情や心理に打ち勝ち、
合理的な判断を続けていくことが
資産運用の成功において最大の課題かもしれません。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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この記事は2024年10月21日配信のメールマガジンとなります。
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