PPSメールマガジンvol.213「米経済もうひとつの強み」 2024.09.27　#メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

米国は世界トップの経済大国であり、
ドルは世界の基軸通貨です。

一方で、最近では米経済の
景気後退も不安視されています。

そのため、今後ドル通貨や
ドル建て資産を持つべきか悩む人も多いですが、
米経済の強みは経済力だけではありません。

今回はその強みを解説します。

まず、これまでも米国では、
2008年のリーマンショックや、
2020年のコロナショックなど、
大きな暴落が起こっています。

これらは世界的な暴落を招きましたが、
米国市場は他国よりも早いペースで回復しました。

その背景には、
やはり米国の強い経済基盤があるからです。

金融・IT企業がリードして利益を生み、
基軸通貨のドルが市場の流動性を高め、
市場の立て直しに成功しています。

また、金融政策の対応も柔軟なため、
米ドルへの信頼が薄れないのも一つです。

昨年3月には、
米地銀の経営破綻により、
米金融不安が巻き起こりました。

連鎖破綻などが囁かれる中で、
中央銀行であるFRBは、
預金保護や資金供給を打ち出し、
影響を抑えることに成功しています。

問題を迅速に解決する動きが強いのも
米経済の強みと言えるでしょう。

最後にまとめると、
米経済は成長力だけでなく、
立て直しの速さがあります。

有事や金融ショックからも
回復できる力はまさに経済大国だからこそです。

分散投資先として、
ドルやドル建て資産が信頼されるのも
これらの強みがあるからと言えます。

PPS.Llc代表　吉岩勇紀

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この記事は2024年9月20日配信のメールマガジンとなります。
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