こんにちは、
PPSの吉岩です。
「円資産の目減り」
これまでも何度も使っていますが、
今回は目減りについて解説します。
すでにご存知の方には、復習としてご覧ください。
円資産の目減りとは、
円安やインフレの影響によって
日本円の価値が下がることです。
円の価値が下がると、
同じ金額で買える商品やサービスが減ります。
一つの商品を買うにも、
以前より多くのお金が必要となるため、
「資産の目減り」と言われています。
例を挙げると、生活費として
月に10万円を用意していたとします。
これまでは10万円以内で十分に余裕があり、
残った分を貯金に回せました。
ところが、円安によって円の価値が下がり、
その影響で物価が上がりました。
生活に利用するあらゆる物が値上がりし、
同じ生活を維持するために月10万円では足りず、
追加の費用が必要となりました。
これが資産の目減りです。
物価上昇に伴って、
同じ金額でも買えない物や足りなくなる事が増え、
お金の実質的価値は低下しているのです。
そのため、現金だけの資産構成は、
資産の目減りに対して、
無防備な資産構成とも言えます。
では、その目減りを抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?
生活水準や家計の見直しも必要ですが、
現金の目減りを抑えるためには
資産分散が有効です。
円資産を異なる投資先に分散させることで、
目減りのリスクを軽減できます。
また、インフレに強い資産を選ぶことも
リスクの軽減につながります。
物価上昇が企業の業績を
押し上げる可能性がある株式や、
インフレの影響を受けにくい
現物資産(金や不動産)などです。
さらに、円をドルなどの外貨に分けて保有することも、
円の目減りを回避する一つの方法です。
外貨資産を持つことで、
為替リスクを分散させることができます。
まとめると、
日本円の目減りを抑えるためには、
他の資産に分散させることが対策となります。
この点を今回は覚えておいてください。
弊社でも、資産分散を目的とした
海外口座による外貨預金もご案内しております。
興味があれば、ぜひご相談ください。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
====================================
この記事は2024年8月30日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。
最新の情報を受け取りたい方は、
下記URLからメールマガジンをご登録ください。
■メルマガバックナンバー
https://pps-life.co.jp/mailmaga/
■メールマガジン登録
https://pps-life.co.jp/mailmaga/form/
====================================