PPSメールマガジンvol.206「米利下げ間近、ドル円動向に変化も」 2024.09.02 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

米国の政策金利の
利下げが近づいています。

米FRBのパウエル議長は、
最近の講演で金融政策の転換を強く示唆し、
9月FOMCでの利下げが現実味を帯びました。

講演直後、
ドル円は一時的に144円台後半まで
円高ドル安に進んでいます。

もし利下げが実施されれば、
2020年3月以来となり、
日米金利差の縮小から
さらに円高に動く可能性もあります。

ただし、9月の利下げは
市場でも予測されているため、
大きな変化とはならないかもしれません。

それでも、
これまで高い金利を維持していた
米国が利下げに動くことは、
市場動向にも影響を与える内容です。

たとえば、
日経平均は円高が進む影響により、
輸出企業の業績が伸び悩む場合があり、
上値が重くなるかもしれません。

そして、利下げ後の展望として、
米経済がどのような道をたどるかが鍵となります。

米政策金利が高水準なのは、
過熱した景気を抑えるための措置ですが、
利下げにより再びインフレが加熱したり、
経済にも悪影響が及ぶ場合があります。

インフレが再燃すれば、
金利は当面据え置かれ、
再び円安傾向が強まるかもしれません。

景気悪化が顕著になれば、
景気後退が囁かれるようになり、
ドル資産にも影響が及ぶでしょう。

さらには大統領選も控えているため、
今後も波乱が続く可能性があります。

これらの動向については、
最新の情報をお届けしますので、
引き続きご注目ください。

それではまた!

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年8月26日配信のメールマガジンとなります。
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