こんにちは、
PPSの吉岩です。
連休はいかがお過ごしだったでしょうか。
最近、ドル円や株価の変動は落ち着きを見せており、
141円台から現在146円まで円安が進んでいます。
円安が再び進んだ理由には、
日本の利上げ予測の影響や、
米景気後退の不安が和らいだ点が挙げられます。
まず、前回は日銀が利上げに慎重な姿勢から
積極的に変わったことをお伝えしました。
その後、7日に行われた日銀の内田副総裁の講演では、
再び利上げに慎重な姿勢を示しました。
これは、日銀会合での植田総裁の発言が
金融市場で過剰に解釈されたため、
再度現在の方針を明確にする意図が
あったのかもしれません。
また、米景気後退の懸念も、
最近の経済指標のデータから徐々に払拭されつつあり、
株価やドル円も回復の兆しを見せています。
植田ショックや
令和のブラックマンデーと呼ばれた状況からは、
かなり落ち着きを取り戻しつつあるのが現状です。
今回の急変動の背景には、
長期間続いていた円安が影響しています。
金融市場や投資家は、
日本が円安を容認していると見ていたため、
20円近い大きな変動と
株価の歴史的暴落を招いてしまったのです。
金融市場の反応は、
まず機関投資家が動き始め、
それがトレーダーや一般投資家に伝わり、
さらなる変動が引き起こされるという流れです。
今回の日本の利上げが、
まさにその引き金となった可能性があります。
そして、現在は回復の兆しが見られるものの、
まだ油断はできません。
今後の米景気もデータ次第では
再び懸念が高まる可能性があり、
市場は引き続き不安に敏感な状態です。
何が引き金になるかわからないのが、
今の状況と言えるでしょう。
日米ともに首相交代も控えており、
今後も市場の動きが荒くなることが予想されます。
今後も気になる点があれば、
またお伝えしていきますので、ぜひご注目ください。
それではまた!
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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