PPSメールマガジンvol.203「暴落時における資産運用の心構え」 2024.08.16 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

日本の利上げと米景気後退による不安から、
株の暴落が起こっています。

最近投資を始めた人にとっては
非常に不安な状況かもしれません。

初めての暴落局面で
「資産運用なんてしない方が良かった」
と考えてしまう人もいるでしょう。

もし、このように感じてしまう場合は、
資産運用を始めた目的を振り返ってみましょう。

例えば、老後資産の確保や
10年、20年後に向けた資産増加であれば、
今回の暴落を気にする必要はありません。

株価というのは、
長い年月をかけて戻るものです。

近年でも、コロナやリーマンショックで
暴落した歴史がありますが、
数年で回復しています。

長期投資は経済成長の恩恵から
利益を得るものとすれば、
経済が回復するにつれ株価も回復します。

そのため、目先の暴落で手放すことは避けるべきです。

長期投資が目的の人は、冷静に状況を判断しましょう。

ただ、長期投資の場合でも、
直近で手放す予定だった場合もあります。

その場合も相場が戻るまで待つか、
最低限だけを戻すなどの検討が必要です。

投資や資産運用は、
右肩上がりに資産が増えるわけではなく、
上昇と下落を繰り返しながら上がります。

自身の資産が必ず下がる局面も
あることを覚えておきましょう。

注意点として、
暴落で資産が減ることで
生活に影響が出る場合は、
運用そのものを再考する必要があります。

資産運用は
余裕のある資金を基に進めることが前提です。

生活に関わるお金で投資を始め、
一発逆転を狙うことはギャンブルと変わりません。

最後に、長期運用の観点で言えば、
暴落局面でも運用をやめずに続けることが重要です。

暴落時に対応が求められるのは、
個別株の将来性を見込んで投資を行う人や
短期投資を行う人達です。

メディアやSNSでも
暴落を煽る記事が多くありますが、
そうした内容に流されず、
長期的な目標を意識して資産運用に取り組みましょう。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年8月9日配信のメールマガジンとなります。
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