PPSメールマガジンvol.199「人口減少がもたらす生活の影響」 2024.08.02 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

日本の少子高齢化は避けては通れない問題です。

「若者が減り日本経済が衰退する」

「社会保障が削減され税金が増える」

こうした問題点はよく挙げられますが、
少子化の影響はこれだけではありません。

今回はその変化を解説します。

まず、若者が減ることは、
働き手となる労働者も減ることを意味します。

これは経済に悪影響を及ぼすだけでなく、
私たちの生活環境にも大きな影響を与えます。

なぜなら、労働者不足の影響は、
企業のサービス低下にも直結するからです。

特にサービス業に関わる業種においては、
経営や店舗運営の縮小を引き起こします。

たとえば、
スーパーやコンビニなどの小売店では、
レジや売場管理を行うスタッフの不足が
起こることが考えられます。

さらに、物流ドライバーが不足すれば、
商品を運ぶことも厳しくなるでしょう。

現在も人手不足は問題視されていますが、
深刻化が進めば、店舗の縮小や
閉店せざるを得なくなるかもしれません。

そして、これらはスーパーなどの
お店だけの話ではありません。

以下のように、
あらゆる業界のサービスや
インフラにも影響が及びます。

・公共交通機関: 運転手や利用者不足により運行便が縮小。
・ネット通販: ドライバー不足で配達が遅延。
・自動車整備: 整備士不足で修理対応の遅れ。

特に若者の人口流出が課題となる地方では、
これらの影響が大きくなり、
地方での生活が不便になる可能性があります。

そのため、日本経済の将来には
労働者不足への対策が課題となっています。

最近ではセルフレジの導入が進んでおり、
今後も無人化や省人化のサービスが増えていくでしょう。

以前は「機械に仕事を奪われる」、
今は「AIに仕事を奪われる」と言われますが、
将来は「機械やAIがなければ仕事が回らない」
という状況になるかもしれません。

それだけ、少子高齢化という問題は、
生活環境にも大きな影響を与えることが考えられるのです。

今回は以上です。

いつもとは少し異なるテーマでしたが、
資産だけでなく、将来の生活環境が
どのように変わるのかも考えてみると良いかもしれません。

それではまた!

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2024年7月26日配信のメールマガジンとなります。
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