こんにちは、
PPSの吉岩です。
円安の恩恵として、
日本に外国人旅行客が増える
インバウンド需要があります。
旅行者数は実際に増加しており、
今年1月から6月までの間で、
約1,778万人が日本に訪れたそうです。
その経済効果は、
1月から3月の期間で1兆7505億円、
4月から6月の期間で2.1兆円と
政府から発表されています。
年間見込みでは
約8兆円規模と言われており、
コロナ禍突入前である2019年比較しても
年間約4.8兆円と飛躍的な増加です。
まさに驚異的な成長を遂げており、
訪日外国人が外貨を円に換えて
日本国内で積極的に消費することで、
景気にも大きな効果が生まれています。
これにより円の需要も高まるため、
円安を抑制させる要因にもなるかもしれません。
さて、このインバウンド需要が
日本経済にプラスな側面となっていますが、
一方で問題も出てきています。
観光客が急激に増加したことによる
オーバーツーリズムの問題です。
観光地でごみの増加や騒音などの環境悪化、
交通機関の混雑や道路の渋滞など、
生活環境への支障も生まれています。
円安が続く限り、
この旅行需要は続くと予想されますが、
オーバーツーリズムの問題が
更に拡大する可能性も否定できません。
良い側面と悪い側面の両方を持っているのが、
今のインバウンド需要と言えるでしょう。
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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