こんにちは、
PPSの吉岩です。
今回は貯金に関するお話です。
将来や老後のために貯金は必要ですが、
なんとなくで貯めず、
明確な目標を作ることが理想です。
目標は大まかな金額でも良いですが、
直近の買い物やマイホーム購入、老後資金など
それぞれで分けて考えることをおすすめします。
なぜかと言えば、漠然と貯め続けると、
今度は使うことに抵抗を持ち始めるからです。
貯金には金額が増える喜びと共に、
今度は減らすことにも恐怖を感じます。
そう言った感覚を覚えたことがある方も
いるのではないでしょうか?
使うことへに抵抗感を持つと、
資産運用へのチャレンジや、
人生を充実させるために
お金を使うことが難しくなります。
貯金の目的が、将来への備えではなく、
貯金に人生を捧げるとなるわけです。
こうした思考にならないためにも、
「この貯金は何に使うか」
明確な目的を立てることです。
その目的は大きく3つに分けることができます。
1:生活資金
生活資金は普段の生活で使うお金のほか、
家や車の維持や修理費、冠婚葬祭でのお金など、
突発的な支出にも対応するための資金です。
具体的な金額は人により変わりますが、
仮に収入が無くなった際に、
半年から1年程度は過ごせる
生活費が妥当と言われています。
それらを普段の口座や
タンス預金で持っておけば、
緊急資金としても対応できます。
2:計画預金
計画預金は学費や旅行、車や家など、
将来必要となる高額費用に向けた貯金です。
イメージとしては、
老後までに使う場面が訪れるお金となります。
生活資金と合わせて、
コツコツと貯める形が多いですが、
口座を別で管理した方が、
目標設定が明確になります。
また、使う予定が10年以上となる場合は、
積立投資や定期預金で数年間運用も検討できます。
少しでも資産を増やす
工夫をしてみるのも
お金を育てる形となるからです。
3:老後資金
最後は老後資金です。
生活費を引いた貯金をまとめて
老後資金と考える人もいますが、
「老後まで使う予定の無いお金」が
老後資金の重要な部分です。
老後まで使う場面がないお金は、
資産形成で言えば「余剰資金」となるため、
長期投資の資産運用が始めやすい資産とも言えます。
投資にはリスクがつきものであるため、
減る可能性のある投資にお金を入れるのは、
抵抗がある方も多いかと思われます。
しかし、世界経済は日々成長を続けており、
長期投資はその恩恵を受けやすい側面を持つため、
何もせずに預金しておくよりも、
資産を増やせる可能性も期待できます。
また、老後資金は
あればあるほど安心できるのが
正直なところでしょう。
その安心を増やすためにも、
長期の資産運用でお金を育てることを
検討してみてください。
・まとめ
貯金は将来の備えとして必須ですが、
漠然と貯めるよりも、
目標を明確にした方が賢く運用できます。
今の生活に備える貯金(生活資金)
将来使うための貯金(計画貯金)
老後の備えのための貯金(老後資金)
今の貯金は何が目的なのか、見直してみましょう。
PPS.Llc代表 吉岩勇紀
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