PPSメールマガジンvol.122「三井住友がドル預金の金利を大幅に上げた理由」 2023.09.29 #メールマガジン

こんにちは、
PPSの吉岩です。

三井住友銀行のドル定期預金ですが、
現在の年0.01%から年5.30%に引き上げるようです。

あまりにも極端な変更のため疑問も浮かびますが、
その背後には、金利格差と競合機関が関係しています。

まず引き上げの要因となったのは日米の金利差です。

通常はアメリカの金利が上昇すれば、
それに合わせてドル金利も上昇します。

ですが、ドル定期預金も円預金と同じく、
日本の外貨預金も金利が変わりにくかったのが現状でした。

しかし、ネット銀行はその限りではなく、
米金利上昇に伴って、
ドル預金の金利も連動して上昇を行っていました。

数ヶ月だけの特別金利や「7日もの」などの
金利が高く見せているものではなく、
1年で5%近い金利を設定するネット銀行も多くあります。

また手数料の一定回数の無料化や、
安い設定が多いのもネット銀行の特徴です。

ネット銀行の方が預金にメリットがあれば、
当然、そちらに資金が流れていきます。

高金利や負担の少ないサービスを提供し続けるのであれば、
大手銀行も競争に参加せざるを得ません。

為替差益などリスクのある外貨預金なら尚更で、
少しでもメリットの高い銀行に預けるのは当然です。

今回の急激な引き上げには、
このような背景があると私は思います。

ただし、日米金利差がこれ以上広がらないという戦略から、
大幅な引き上げに踏み切ったのかもしれません。

さて、このように日本の銀行も変わりつつあります。

ネット銀行という形態も一般的になっており、
大手銀行が対抗する流れは今後も続くかもしれません。

どちらにもメリットとデメリットが存在するため、
片方だけが悪いという批判はありません。

ただ、既存の顧客とその預金を多く抱える大手銀行と、
新規顧客を獲得しようとするネット銀行では、
サービスの提供に大きな差があると感じました。

他の銀行も追随することや、
より魅力的な銀行が増えていくかもしれません。

今の銀行よりメリットのあるところがあるのではないか。
そう言ったことを探求することも資産形成において有益です。

PPS.Llc代表 吉岩勇紀

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この記事は2023年9月22日配信のメールマガジンとなります。
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