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あなたの資産は何の通貨か|PPSメールマガジン vol.357 2026.03.23 #メールマガジン

これまでの回では、
通貨は出来事そのものではなく、
市場の評価や認知によって動くことを整理してきました。

そして前回は、
私たちが円に安心してしまう背景には
認知の構造があることにも触れました。

今回はもう少し視点を変えます。

あなたの資産は、
どの通貨で構成されているでしょうか。

▼ 一般的な資産構造

日本で生活していると、
資産や収入の多くは自然と円で構成されます。

例えば次のような形です。

収入:円
預金:円
年金:円
不動産:円
生活費:円

こうして並べてみると、
生活と資産のほとんどが
同じ通貨で構成されていることがわかります。

これは特別なことではありません。

日本銀行の資金循環統計によると、
日本の家計金融資産の半分以上は現預金です。

つまり、多くの個人資産は
円という通貨の中に置かれていることになります。

▼ 円で完結する環境

ここで一つ視点があります。

私たちは、
意識して円に集中している
わけではありません。

むしろ、円で完結する環境の中で
生活している方が正確です。

収入も支出も制度も年金も
すべて円を前提に動いている。

その環境の中では、
資産構造も自然と円で組み立てられていきます。

▼ 世界では必ずしも同じではない

日本は、主要国の中でも
自国通貨への資産集中が特に高い国です。

ただ、この構造は
世界のどこでも同じとは限りません。

国によっては、
・生活通貨と貯蓄通貨を分ける
・自国通貨以外の資産を持つ
・複数通貨を前提に資産を運用
といった形も珍しくありません。

つまり、資産の通貨構造は
必ずしも一つだけ通貨で
完結するとは限らないのです。

▼ 構造は環境によって作られる

私たちの資産構造は
意識して設計されたというより、
生活の中で自然に形成されたものでもあります。

日本という環境の中では、
円で完結する構造が合理的でもあるからです。

ただ、その構造を一度外から見てみると、
別の見え方が生まれます。

自分の資産が、
どの通貨で構成されているのか。

まずはそこを見てみることから始まります。

それではまた。

PPS.Llc代表 吉岩 勇紀

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この記事は2026年3月16日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。

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