前回のメルマガでは、
「資産を“持つ”から“使う”へ」
というテーマでお伝えしました。
資産を動かす必要性がある一方、
「投資や運用で減るのでは?」
という疑問も浮かんだのではないでしょうか?
確かに、資産を運用すれば
価格が下がる時期もあります。
ですが、それは“失敗”ではなく、
動かした結果として一時的に揺れたにすぎません。
資産を動かすこと自体がリスクではなく、
大切なのは、どんなリスクを
どの範囲で取るかを理解することです。
本来リスクとは“損”そのものではなく、
どのくらい価格が動くかという“変動の幅”を指します。
価格が上がることも下がることも、
リスクの範囲内。
つまりリスクとは悪いことではなく、
リターンを得るために避けて通れない条件なのです。
しかし、お金を動かす恐怖は
誰にでも付きまといます。
それは、損失回避バイアスと呼ばれる心理です。
人は100円を失う痛みを、
100円を得る喜びよりも強く感じるといわれます。
この心理が強いと、
一時的な下落に反応して運用をやめてしまい、
結果的にリターンを逃してしまうのです。
大切なのは、
減ることを恐れないことではなく、
減る時期も想定しておくこと。
想定内の下落や一時的なショックであれば、
不安ではなくプロセスとして受け止められます。
そうした不安心理を避けるためにも、
生活に負担のかからない金額や、
余剰資金での運用が推奨されています。
また、投資や資産運用で
イメージする大きな損失は、
短期投資であるケースが大半です。
短期投資では値動きに翻弄されやすく、
タイミングを誤ると
大きな損失にもつながるためです。
一方で、長期で持つ運用は、
時間を味方にして世界経済の
成長そのものに参加する戦略です。
株式や資産は年数が経つことで、
徐々に成長する特性を持ちます。
企業が利益を上げ、
国が成長し、技術が進歩する。
その流れに資産を“乗せておく”ことで、
長期的に資産は育ちやすくなるのです。
市場は常に上下を繰り返します。
だからこそ、止めずに続ける人ほど強い。
資産を守るとは、
“減らないようにする”ことではなく、
“減っても立て直せるようにする”こと
とも言えます。
動かすことへの恐怖を減らすためには、
仕組み・設計・期間を整えておくこと。
それこそが、本当の「リスク管理」です。
「動かす=危険」ではなく、
「動かさない=安全」でもない。
リスクとは敵ではなく、
正しく扱えば“味方”になります。
長期の成長に資産を乗せる視点を持ちましょう。
それではまた。
PPS.Llc代表 吉岩 勇紀
====================================
この記事は2025年11月17日配信のメールマガジンとなります。
当時の状況による内容であるため、現在の状況とは異なる場合がございます。
最新の情報を受け取りたい方は、
下記URLからメールマガジンをご登録ください。
■メルマガバックナンバー
https://pps-life.co.jp/mailmaga/
■メールマガジン登録
https://pps-life.co.jp/mailmaga/form/
====================================