近年、外貨預金や海外資産に関心を持つ方が増えています。
このメールマガジンを読んでいる方の中にも、
近年の円安や将来への不安を理由に
ドルを持っておこうと考える方も多いでしょう。
ただ、よくあるのが、
とりあえず外貨を持ってみたものの、
そのまま放置してしまうケースです。
今回は“持つだけ”では終わらせず、
出口(使い方・戻し方)まで意識した
外貨資産と向き合うことの大切さについてお伝えします。
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まず、ドルを含めた外貨資産は、
持っているだけで価値が変動します。
その大きな要因が為替リスクです。
たとえば、1ドル150円の時にドル資産を持ったとしても、
その後1ドル130円になれば、
円に戻した際の資産は減ってしまいます。
このリスクは、
「使うときに為替の影響を受ける」ことでも現れます。
たとえば──
・老後の生活費として使いたい場合、
円高になっていると目減りして使いづらくなる
・子どもの留学費用として予定していたが、
為替の動きで計画より少なくしか両替できなかった
…など、
出口を意識しないまま持っていることで、
意図しない損失が発生するケースもあります。
さらに、両替手数料というコストもあります。
「ドル→円」や「円→ドル」への両替時に手数料がかかるため、
頻繁な両替によって資産が目減りする要因にもなりかねません。
加えて、外貨に資産を寄せすぎると、
いざというときにすぐに使える資金が不足する事態も出てきます。
***
そこで大切になるのが、「出口戦略」を意識することです。
外貨を持つ時には、
次のような視点を持っておきましょう。
・持つ目的を明確にする
たとえば「学費」「老後資金」「資産分散の一環」など
・使うタイミングに合わせて円に戻すことを考える
老後資金の備えであれば、定年前の段階から円に戻し始めることも有効です。
・為替が極端に動いたときにどう対応するか方針を持つ
「ここまで円高(円安)になったら戻す」など、
自分なりのルールを決めておくと冷静に行動できます。
・資産全体の中での外貨割合を管理する
資産全体の中で無理のない外貨割合を保ち、
生活資金として必要な円預金は十分に確保しておくことが重要です。
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外貨資産は、うまく活用すれば、
リスク分散や利回り向上につながる魅力的な手段です。
ただし 「持つこと」自体が目的化してしまうと、
リスクを抱えたまま放置してしまう危険性も。
“出口”まで見据えて持つこと。
それが外貨資産と正しく付き合うための大切な姿勢です。
これからドルを持ちたい、
海外に資産を預けたいと考えている方こそ、
ぜひ今回の視点を意識してみてください。
それではまた。
PPS.Llc代表 吉岩 勇紀
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この記事は2025年6月13日配信のメールマガジンとなります。
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